先ず、クロム金属の特性について、

先ず、クロム金属の特性について、

先ず、クロム(Cr)という金属についてですが、クロムというのは人間にとって必要不可欠な元素とも言われ、水素や炭素や酸素、それに窒素のように有機物を形成する物質と、カルシウム(Ca)やマグネシウム(Mg)のような金属物質が存在しますが、その必要不可欠な金属元素の中にクロムという金属も含まれるのです。

クロムは肝臓や腎臓、それに脾臓などの臓器の中に極微量ながら含まれています。 これが不足すると、糖尿病や動脈硬化に影響を与えると言うインスリンが、十分に働くことができなくなり、人体に深刻な問題を引き起こします。
従って、クロムという金属は、人が健康に生きていく上で非常に重要な成分なのです。

一方、クロム金属は酸化し安く、三酸化クロム(化学式:CrO3)や六価クロムになりやすい性質を持ってます。 これは非常に毒性が強く、気化しながら非常に体内に取り込まれやすく、皮膚に付くと皮膚炎や腫瘍を引き起こし、又、発がん性もあると言われています。

さて、クロムという金属は、一般には銀白色のメタルで、非常に硬いのが特徴です。
この金属は、表面が直ぐに酸化皮膜に覆われてしまうので、非常に錆び難いという性質があります。
それに、金属としてのクロムは、光沢があること、硬いこと、耐食性がある(さびにくい)ことから、メッキとして使われるのが一般的な金属と言えるのです。